アナン事務総長、大規模な国際部隊への参加呼びかけ

重装備の部隊を送り込んで何をする?

火に油を注ぐとはこのことではないだろうか?

間違った選択を正す使命を請け負った国連の判断とは思えない。

アナン事務総長、大規模な国際部隊への参加呼びかけ


国連のアナン事務総長は18日、イスラエル軍レバノンイスラムシーア派民兵組織ヒズボラとの戦闘停止に向けた国際部隊派遣構想について、部隊は大規模で重装備なものであるべきだとの考えを示し、欧州諸国に参加を呼びかけた。

 欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長との会談後、記者団に語った。

 アナン事務総長は、「規模や装備は、すでにレバノンに駐留している2000人の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)を上回るだろう」と述べ、作戦遂行に必要な一定の軍事力を擁する部隊を想定していることを明らかにした。

 これに対し、バローゾ委員長は、この構想を支持すると表明、欧州の数か国が参加の意向を示していると語った。イタリアのプローディ首相は8000人規模の部隊に言及している。